山焼きとは？山焼きってなぜするの？？

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奈良の山焼きには大きく分けて3つの言い伝えがあります。


1つ目は春日大社、興福寺、若草山寺の奈良の三社寺に
よる説で、若草山の頂上にある鶯塚古墳の鎮魂を行う
杣人（そまびと・木を切る職業の人)の祭礼という説。


2つ目は年内もしくは1月頃までに若草山を山焼きしなければ
翌年に良からぬ不祥事が起こるという説。


3つ目は三社寺による領地争いが原因という説です。



この他にも春の芽生えを良くするための原始的な風習の名残と
考えられることもあるそうです。

毎年1月下旬頃、奈良公園若草山にて約３３ヘクタールの全山に
火が回る、壮大な野焼きを見ることができます。




その他全国の山焼きの見られる場所

静岡県伊東市の南部にある大室山で毎年2月の第二日曜日に
山焼きが行われます。

お椀をかぶせたような特徴的な形の大室山をまるごと
焼き上げる様子はとても迫力があります。


また、西日本では山口県の秋吉台で2月の中旬ごろ山焼きが
行われます。


600年の伝統を誇るこの山焼きは、1500ヘクタールのカルスト台地を
紅蓮の炎が包み込む日本最大級の山焼きです。


その他山焼きが行われている地域は、広島県安芸太田町の深入山などが
あります。


ご覧になりたい方はお早目に各地の観光協会へ詳細を
お問い合わせされることをお勧めします。

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タグ：山焼き 大室山 秋吉台 野焼き 若草山